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ラベンダーとばら ミュリエル ジャンセン

らべんだーとばら

感想  ☆☆☆
超頑固なヒーローを待ち続けたヒロインの忍耐強さに感動。

ヒーローもヒロインも辛酸をためまくった後に出会ったので人間不信で恋に落ちるに落ちれない切なさよ。
特にヒーローの永遠の愛なんてあり得んとばかりに一貫した愛してるけど一時的な関係以上には
なりえないという主張が凄いのなんのって。
同情はできるもののヒロインを罰のように傷つけそれに傷つくヒーローのボロボロさ加減が凄まじい。
それをひたすら耐えに耐えて待ち続けたヒロインが素晴らしかったです。

時々酷い仕打ちを受けたのに嫌に簡単に家族とかを許す主人公たちに再三首をかしげてきました。
この作品のヒロインもしかりで自分の婚約者と逃げ出し妊娠して現れて姉をはっきりとした言葉もなく
許したうえに元婚約者にはなんの言及もなし心広すぎてびっくり。
だけどきっと向うの人たちって許すってことが上手いしそれは自分を自由にしてやる上手いやり方
なんだうなーと自分なりに納得してみました。

ヒロインの下宿に住む老婦人も絡んでいて途中まではギスギスしているものの意外と最後は
ほっこりできる話でした。

余談すぎるけど
Amazonのサイトでこの本の表紙を見てみて、俳優川野太郎さんの若い時とヒーローが似てるから!

あらすじ
ロージーはハーブを育て加工品を販売する傍ら下宿を営んでいた。
下宿人の老婦人ラヴィーニアとの生活を楽しんでいたがそこにウィルが間借りしたいとやってくる。
彼の態度はあまりにぶしつけで反感を感じたロージーは一度は断るがラヴィーニアの取りなしもあり
彼に部屋を貸す事に。
二人はすぐに惹かれあうもののウィルはロージーに一時的な肉体関係以上のものは結べないと言う。
ウィルは共同経営者の横領、元妻が子供を連れ失踪し負債を抱え愛に不信感を持っていた。
ロージーはウィルの窮状を知ってなおさら彼を支え愛のある関係になりたいと主張し彼と意見が対立してしまう。
ウィルはロージーの姉がロージーの婚約者と結婚してしまい家族と疎遠気味であることをあげつらうなどして
ことあるごとにロージーを傷つける自分にも嫌気がさしていたが彼女を愛していることも自覚していた。

ロージーの店に姉夫婦が現れ姉妹は和解。
ロージーは本当に愛しているのはウィルに他ならないと実感二人は愛し合う。
ウィルはそれでもなんの約束も口にしなかったがロージーは待とうと決心。
ウィルの子供たちが見つかりロージーはこのまま支え合って生きていこうとするがウィルは信用せず
子供たちとともに出ていこうとする。
ラヴィーニアの家族が老人ホームにラヴィーニアを連れ戻そうとするがロージーは本人の意思を
引き出しこのまま一緒に生活することに。
新居を捜すなかウィルは自分の愚かさに気が付きロージーにプロポーズする。



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ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2017年12月26日
最終更新 2017年12月26日