2018
Apr
14
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美しすぎる君に エリザベス・ベヴァリ
感想 ☆☆☆
初恋を実らせる切なくも美しい話なんですけどなんせ主役二人が以前体験した結婚生活が
散々すぎてそれがついまでものしかかってきて重苦しい。
特にヒーローはいつまでも僕が悪いと自己憐憫にどっぶり浸かっていてメンドクサイ男臭を
ぷんぷんさせていてイライラさせてくれました。
傷つけられてまでヒーローを愛している堂々と認めたヒロインの勇気には最後まで感心しました。
最後にヘラヘラと突然プロポーズしたヒーローを私はあんまり好きになれなかったけど
ヒロインが良いというなら全てよしって事で。
あらすじ
ダルトンは多忙な小児科外科医で彼は家庭を顧みずやり直そうとした時妻子を事故で失ってしまった。
その心の傷を伯父から相続した荒れ果てた田舎町の映画館を再建することで癒そうとしていた。
そこにどことなく悲しげな美女ヴァージニア(ジニー)が現れる。
彼女は地元の小学校教諭で思いでの詰まった映画館の再建に手を貸してくれるという。
ダルトンは自分が誰かに心を開いて幸せになることを許せなかったがどうしてもジニーを
欲しくてたまらなくなる。
そして彼女が少年時代に一目ぼれした美少女だと知のなおさら気持ちが気持ちが募るが一時的な
関係以上の約束をできなかった。
ジニーは元夫のDVで赤ちゃんを失い妊娠が望めない体質になり不信感から男性を愛せなくなっていた。
それなのにダルトンだけには強く惹かれ愛してしまった事を感じるがダルトンが体以上の関係を
望んでいない事に失望をする。
なんの約束もできない自分にダルトン自身もいらだっていた。
二人の努力で映画館は復活、古い映画を上映し大盛況となる。
心も体も結ばれたと思ったジニーは愛を告げるがダルトンは仕事のため映画館を後にする。
傷ついたがジニーの元に映画館への招待状が送られてきた。
映画館にはただ一人ダルトンが待っていた。