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十二日目の夜に(胸騒ぎのクリスマス)  マーガレット・ムーア



感想 ☆☆☆
先に読んだ「聖夜の誓い」のヒロインが主催している花嫁学校の生徒が今回のヒロイン
という設定のようです。
翻訳はこちらの作品のほうが先のようですね。

今回は結婚を前にしたヒロインとヒーローの成長期って感じの話しです。
お互いに視野が狭くてギスギスした関係からお互いを思いやれる関係に変われる
というほのぼのしたクリスマスらしい話でした。
特に自由でいたい!!とモラトリアムなヒロインがヒーローを傷つけた自分の態度を
省みたり、結婚への偏見を解いたりと色々成長していることろがよかったですね。

中世が舞台なので強引に結婚も可能だったのにそれをしなかった、ヒーローにも
ロマンスのヒーローらしいカッコヨサを感じました。
短編なのであっという間に読める一作でした。

12にちめのよるに

ジゼルは結婚は夫に支配される結婚を嫌いクリスマスを祝う12夜を女主人として立派に
仕切ることを条件に婚約を破棄できる権利を得た。
婚約者のマイルズはハンサムで金持ちだったが鼻もちならない男だとジゼルは感じた。
マイルズはジゼルこそ政治的にも完璧な花嫁ですぐに自分に夢中になるだろうと思う。
しかしいつまでもそっけない態度のジゼルと結婚をはぐらかす伯父の態度に業を煮やす。

ジゼルはマイルズに心奪われる自分を騙しマイルズの求愛を拒絶。
散々心を砕いたマイルズだったがとうとう激怒し城を出ていく。
マイルズを傷つけたジゼルは落ち込み伯父がマイルズを選んだ理由を聞き
彼を拒絶した自分の愚かさを知る。
マイルズは最後の12日目の夜、二人の別れを象徴した「鳩」をジゼルに贈るが…。


ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年05月26日
最終更新 2018年05月26日