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夢から現れた幻のあなた  テッサ・デア



感想 ☆☆☆
毎年多数の作家より多数のヒストリカルロマンスが世に出ているので個性とかを
出すのってなかなか難しいと思うんですよ。
その中でヒロインが創った架空の存在だったはずのヒーローがなんと実在して目の前に
現れるっていうのは個性的設定ですごく興味を惹かれ読んでみました。
ヒロインが人前にでることが極度に苦手なこととか細密画の達人という設定もコミカルだったり
深刻だったりとストーリーに厚みが出ていてすごく良かったと思うのです。
愛ってなんだ??なヒーローの戦友優先のリアリティも分かるしリアリティがあると思う。

だけどなんだか普通に想像の範囲内で決着してしまったあっけなさを感じました。
悪くない。
どちらかというといい。
だけどもう一度読み返すか言われると……。
という訳で☆3つ。

ゆめからあらわれた

あらすじ
人前に出ると固まってしまい何もできなくなるマデリンは社交界デビューをしなくて済むように
「ローガン大尉」と婚約したと嘘をついてしまう。
家族に勧められるまま戦争に出たことになっているローガン大尉に手紙を書き続けたマデリン。
その内容は得意の素描や誰にも語れない心の内だった。
しかしやがてマデリンは嘘の限界を感じローガン大尉が戦死した事にした。

時は過ぎ名付け親からスコットランドのお城と領地を相続したマデリンは生物の精密な絵を書くことで
自立した生活を送っていた。
そこに生きた「ローガン大尉」本人がやってきた。
しかもマデリンの手紙を世間にばらすと脅し結婚を迫る。
ローガンは行き場のない部下たちに住む場所を与えるためにマデリンの城と領地が必要だった。
マデリンはローガンと渋々結婚するが愛のない関係に落胆しどうしてもベッドを共に出来なかった。
ローガンはどうしてもマデリンと本当の夫婦になり確実に城を我が物にしたかった。

二人の気持ちは少しずつお互いを理解し分かりあうようなり親密な時間を過ごすようになるが
マデリンはどうしても「愛や夢はない。理解できない」というローガンを一方的に愛してしまった
ことで全てをローガンに譲渡しロンドンに戻る決断をする。

しかしマデリンは祭りの夜自分が人をもてなす事に向いている事を感じローガンと本当の
夫婦になる決意をする。
ローガンもマデリンを愛していると自然と口にできた。
マデリンに画家としての大きな仕事の依頼がやってきてマデリンはローガンを残し海外に行くか悩んだ
末に二人に最良と思われる結論を出す。

<関連作> お城シリーズ
・夢見るキスの続き
・夢から現れた幻のあなた
・待ち続けた夢はあなたとともに
ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年06月14日
最終更新 2018年10月23日