感想 ☆☆☆+0.5
全盲のヒロインと言うのはヒストリカルでは珍しいかなと思い読んでみました。
盲導犬誕生みたいなエピソードとかヒーローだけがヒロインの新しい世界を広げてあげたりと
面白い面もあったんですが、全体的にいまいち私の好みではなかったかな。

特に前半のヒロインの嫉妬と不安とは気が付かずに従妹の結婚を阻止しようと奮闘する件は
なかなか醜悪に感じられて読むのが辛かった。
お嬢様の余計なお世話合戦みたいな嫌な感じしかしなかったんですよね。
私の苦手なヒロインとヒーローのじわじわ相手を苦しめる舌戦もありましたし。
ヒロイン従妹のやや強引すぎる結末も私にはちょっと後味わるかったなー。

終盤ヒロインがヒーローのことを諦めようとした当たりから切なさと苦悩に共感が湧いて
面白くなってきたと思ったら「はい、終わり」という感じでいまいち盛り上がりきれず。
たぷん読み返すことはなさそう。

公爵とウンメイノメガミ

あらすじ
生まれつき目が不自由なフォーテュナは従妹のジュリアナと結婚話が浮上している
侯爵チャールズが放蕩者だと聞き結婚を破断にしたいとあれこれ妨害作を考える。
その挑戦を受けてたったチャールズだったがお互いに強く惹かれあってしまう。
そのことにお互いいらだってもいた。

フォーテュナはチャールズは冷酷な人だと評価していたが実はそれとは正反対の心遣いが
できる人だと知ると更に彼への気持ちを募らせてしまう。
次第にチャールズはフォーテュナの勇気ある生き方に感銘を受け守りたいと感じ
幼稚な面を時々感じさせるジュリアナに女性としての魅力を感じなくなってしまう。
フォーテュナは嫉妬と失望、結婚への恐怖そしてチャールズへの欲望に戸惑い、親族からの咎め
もありリチャードから離れようとしていた。

ジュリアナは当てつけに好意を寄せる子爵と駆け落ちしてしまう。
後をおったリチャードとフォーテュナはアクシデントで宿泊した夜気持ちを抑えられず結ばれた。
チャールズはフォーテュナなしの人生は考えられなくなる。
ジュリアナを連れ戻したが大きな騒動に発展することは必死だったたチャールズはフォーテュナを
自宅に戻らせる。
フォーテュナはよくてもチャールズはやはりジュリアナと結婚し自分はの愛人になる程度だと
感じ絶望していた。
そこに結婚式の案内状が届きフォーテュナは父の連れられ出席させられてしまう。