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花嫁泥棒  愛と称号と財産とⅢ スーザン・スペンサー・ホール

花嫁泥棒【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】



感想 ☆☆+2.5
展開的に面白いといえばそうなんだけどどうもあまり好きなタイプの話じゃなかった。
酷い虐待や猜疑心、憎悪や復讐みたいなことが繰り返されていて時々読むのが辛かったなー。
評判よかったので不遇なヒロインのシンデレラストーリーみたいなのを勝手にイメージして
読み始めてしまったもんだから策略にはまり全然幸せにならない展開に心がどんより。
(未翻訳作品の主役であろう)ヒロイン弟が虐待→立ち直った?→と見せかけて
またトラウマになっておかしくない体験とラストまで後味悪くて私には楽しめなかった。

そしてヒーローがダメだ。
私には優しさをはき違えているようにしか感じられなかった。
引きとって面倒をみている少年たちには適切な距離をもって接することができるのに
ヒロインを虐待していた女をダラダラと手元に置きいいように解釈して
ヒロインの疑心を「こんな尽くしているのに信頼してもらえないなんて」とグズグズ言い出す
男なんて嫌だわ。

中世という今とは違う価値観の時代を書いたものだということをさしひいても
なんとなく後味悪い話を「ハーレクイン」では読みたいくなかったな~。
いろいろ端折ったり残酷な設定を端折ったマイルドな漫画を先に読んでしまったのも
よけいにがっかりしてしまった原因かも。
このシリーズいつかは読んでみたいと思っていたのですが今の所は挫折しそうです。

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あらすじ
叔父と従姉イブリンに使用人のように扱われていたイザベル。
イブリンに求婚に来ていたジャスティンに恋してしまう。
ところが狡猾ないイブリン親子に見切りをつけたジャスティンにイザベルは誘拐され結婚することに。
ジャスティンはイサベルにできる限り親切に優しく接してくれ信頼して欲しいと伝える。
イザベルは得意の資産管理でジャスティンの役に立とうと仕事に財務管理に精を出す。
ジャスティンがイザベルの酷い虐待を受けていた弟を約束通り救い出してくれる。
イザベルが妊娠し二人の幸せは絶頂を迎えたかに見えたが少しずつの散れ違いが解消
されておらず互いの本心が見えずにいた。

勘当されたというイブリンが二人を頼ってきた。
暴行され妊娠しているというイブリンをジャスティンは追い出せず態度が激変したイブリンに
親しみさえ感じてしまう。
二人の様子にイザベルの心は沈んでいく。
策略に気が付かずイサベルは流産、更にイザベルの罠にはまり二人の絆は破綻してしまう。
ジャスティンが城を出てしまいその間にイザベルは叔父に連れ戻され虐待をうける。
帰城したジャスティンは自分の失態を深く後悔しイザベルを探そうとするが更に犠牲者を出してしまい
イザベルの弟から一生恨まれるであろう結果になってしまう。
兄たちの協力でイザベルを救い出したジャスティンは初めてお互いへの愛を認めあう。

シリーズ<愛と称号と財産と>
1.花嫁の持参金
2.逃げた相続人
3.花嫁泥棒
スピンオフ
・剣を我が手に

花嫁泥棒

 
花嫁泥棒


ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年07月10日
最終更新 2018年07月10日