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逃げて、愛して  ダイアナ・ホイットニー

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感想 ☆☆☆+0.5
困難から逃げ出したら成長しないというご意見は大変にご最もでわかってはいるんですが
逃げたいのよー、豆腐メンタルなんでとにかく逃げるという選択肢しかまず浮かばないのよー。
そんな私が久々に逃げの姿勢に共感し、その後の人間的成長を羨望の眼差しでみたヒロインでした。
私もヒロインのように一度記憶喪失を体験したら少しはまともな人間になるかしら。
いや…無理ね、きっと。

そんなことはおいといておっさん(35歳)子持ちのヒーローが若い(24歳)ヒロインに恋しちゃって悶々と
悩む姿がなんか哀愁漂っててよかったなー。
こんな中年農夫なんて…自虐的に落ち込む姿に私は萌えました。(おかしなセンスですいません)
更にはヒロインがいなくなってしまったことを娘たちから責められ、生活苦に苦しみズタボロな
ところも個人的にはツボでした。
くたびれたおっさんて割と好きだし逆玉パターンの話もけっこう好物なもんで笑。

となかなか好感触なのになぜに☆3.5かというと文章のテンポがよろしくない。
会話を「○○と言ったので△△と答えたら◇と返事をした」みたいな会話をひたすら
説明する文章が多すぎるです。
話の腰をおられたようななんかすっきりしない文章なんですよね。
それがなけば☆4.5だったのに。

あらすじ
サクランボ園と牧畜の仕事をしているリード。
クリスマス直前のある日道端でウェディングドレス姿でうずくまる女性を発見。
記憶喪失の彼女が病院も警察も拒否したため自宅に連れて帰った。
リードの娘たちは彼女にケイトと名付けすぐに打ち解け母親を失って傷ついた様子が消えていく。

ケイトは家事が全くできなかったがリードとその娘たちと質素ながら人生最高のクリスマスを迎えた。
リードはケイトと娘たちの安全のためにとケイトに秘密で警察に捜査を依頼した。
ケイトは実直で娘たちに愛情を懸命に注ぐリードに強く惹かれ、生活が苦しそうなリード一家で家政婦
の仕事をしたいと申し出るが家事は全く不得手だった。
リードはまだ年若いケイトに欲望を感じる自分を恥じていたがサクランボの木がダメになり
大切な子牛が死んだとき心に寄り添ってくれたケイトに望まれ結ばれる。

ケイトが記憶を取り戻しつつあった時警察がケイトの家族と婚約者を発見。
ケイトを突如迎えに来てしまう結果となりケイトは記憶をほぼ取り戻した。
ケイトの父親は資産家で謝礼金をリードに渡す現場を目撃、ケイトは失望し娘たちにさよならも
言わずに家族とともに去ってしまう。

リードの娘たちは深く傷つき、リードも自分の失態に落ち込んだ。
ケイトは元の生活に戻るが今までひたすら逃げてきたことを反省し家族やその問題と立ち向かい解決。
ケイトは自分の足でリードの元に向かう。

ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年07月14日
最終更新 2018年07月14日