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銀色の狼に魅入られて  ジュリー・ガーウッド



感想 ☆☆☆☆☆
好みど真ん中のお話でした。
自己評価の低くて家族愛に恵まれなかったヒロインがまったく反対の場所に行って大切に
されまくる話は読んでいて幸せな気持ちになれて最高でした。
変な駆け引きとか猜疑心とか全然なくてストレートに愛し合っていることを伝え合うヒロインと
ヒーローの姿もまた癒し。
主人公たちの幸せな姿を見るのが私のロマンスを読む大きな動機なんでこの作品はそういう
点ではもう満点です。
ガーウッドの初期の作品だそうですが私は以前読んだこの話より本作のほうがガーヴッド節
とやらは薄めなんでしょうけど好きでね~。

ヒロインの可愛らしさにヒーローの身ならずわたしもすっかりやられました。
一生懸命で愛情豊かでプライド高すぎす自分が臆病だとしっかり認めているところも好感が持てました。
しかもどじっこ。
矢の練習をしまくってもあさっての方向に飛んでいく不器用さがかわいらしくてたまりませんでした。

また読み返したくなる大好きな作品になりそうです。

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あらすじ
マデリンは狡猾な兄ラウドンに騙され凍死させられそうになっている領主ダンカンを助けた。
ところがダンカンには全く別の思惑がありマデリンを自分の領地に攫っていく。
兄虐待されていたマデリンは人質の価値がないと訴えるがダンカンは自分の価値をまるで
理解していないマデリンの勘違いした言動を不思議に思う。
マデリンは敵対関係のはずなのにダンカンの城で丁重に扱われしだいにダンカンの弟や
城内のものたちと打ち解け今まで得られなかった居場所を見つけていく。
そんなマデリンからダンカンは離れられなくりラウドンがその邪な考えからマデリンを返せと
迫るが一蹴しマデリンと勢いのまま結婚した。
強引な婚姻にマデリンは少し反発したもののダンカンに恋している事を認め進んで妻になり
二人は愛し合っている気持ちを強い確認しあった。
それでもマデリンは政治的に王が介入しダンカンと引き離される不安と戦っていた。
ダンカンは絶対にマデリンを離さないと説得。
マデリンの影響でダンカンは弟妹たちと理解し合う仲になっていく。
結婚式に立ちあった神父がラウドンが送った刺客だったと判明する。
しかも政治的な問題が起きダンカンは優秀な部下にマデリンを任せ城を後にする。
マデリンはダンカンと大切に思うようになった領地の人々を守りたい一心で王の呼びだしに
答え宮廷に行きラウドンに虐待されるが命がけで駆け引きをし神父の叔父の元に逃れた。
そこにダンカンが駆けつけ二人は今度こそ結婚をする。
マデリンは自分の名誉を汚すことも厭わず王の前で証言をしダンカンを救いラウドンを失脚させる。
全てが解決したように思われたが復讐に燃えるラウドンがマデリンに襲い掛かる。


ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年08月03日
最終更新 2018年10月16日