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花嫁学校は淑女になるため  シェリル・アン・スミス



感想 ☆☆☆
なんかヒロインとヒーローともに好きになれないうちに読み終わってしまったって感じ。
訳者さんはたぶん原作に近い表現で訳しているだと思うけどH/Hの会話の端々に出てくる表現が
直接的過ぎてなんだかなー。
ロマンスものなのでシモの話はもうちょいオブラートに包んだ表現にして欲しかったかな。
特にヒロインが親友兼使用人の男性に心配されて「孤独を紛らわせるのに男と寝て何が悪い」的にめっちゃ
開き直るのは全然共感できなくてむしろ呆れた。
素直に愛していると言えない裏返しなのはわかるけどいくらなんでも直情的過ぎて私が求めるヒロイン象
ではなかったな。

更には愛人・娼婦・恋人という言葉が頻繁に入れ替わり出てきてどれをどんな価値観で使っているのよ…
と時々混乱して読みにくかったです。
ヒロインをただ寝るだけの愛人さんと呼ぶヒーローにもドン引き。
もう勝手にしたらいいよと言う気持ちになりました。
ただ最後にあり得ないほど絶好のタイミングでヒロインの危機を救いにきたことだけは評価したいと思う。

もうちょいヒロインが娼婦?愛人たちをどんな風に淑女にしていったかを買いてほしかったなー。
もしかすると次作に買いてあるのかもしれないけど。
デビュー作らしく微妙な粗さと言うか書き切れてない感が感じられるのですが発想はちょっと面白いと思いました。

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あらすじ
エヴァ(エヴァンジェリン)は貴族の庶子として生まれその影響で高級娼婦として生きる女性たちに
更生の道を示すことを生業としていた。
ところがエヴァが導き結婚させた女性が公爵ニコラスが溺愛していた愛人だったため怒りを買い
追いつめられエヴァ自信が愛人になるしかなくなってしまう。
いやいやと言いながらも二人は激しく求めあってしまう。
ニコラスは愛人としてエヴァを離したくなと思うがエヴァは愛人であった母親を守るため身分が違いすぎて
実らない愛を認めるわけにはいかなかった。

全くの疎遠だったエヴァの異母姉が突如訪ねてきてエヴァを社交界にひっぱりだした。
ニコラスはエヴァが身分を偽り舞踏会にいる事に驚愕し「娼婦」とののしるがどうしてもエヴァを求める
気持ちを止められなかった。
エヴァもやめるべきだと感じながらもニコラスに強い欲望を感じ再び寝てしまう。

エヴァの生徒の元娼婦が失踪しエヴァはニコラスの助けを待てず救出に向かいニコラスが負傷
更には身近にエヴァに大きな嘘をついていた人たちがいる事が判明する。
ニコラスはプロポーズしたがエヴァは醜聞を恐れ拒否した。
ニコラスは結婚を承諾させようと計画を立てる。


<関連作>
・令嬢は娼婦のふりをする

ふじ・つぼ
Posted by ふじ・つぼ
投稿 2018年11月02日
最終更新 2018年11月02日